12月3日(木)17:30より4階会議室におきまして
兼一薬品工業株式会社 医療環境管理士の方を講師に迎え、
ノロウイルスについての勉強会を行いました。
ノロウイルスの特徴は
「・秋から年末にかけて流行すること
・人の腸内で増殖するウイルスであること
・感染経路は接触感染と飛沫感染があること
・数十個の菌でも感染し、発症すること
・感染すると激しい嘔吐・下痢にみまわれること」
などがあげられます。
私たちが以上のような特徴をもつノロウイルスから
どのようにして患者様を守り、感染は防いでいけばよいのかというと
「①汚染場所に関係者以外の人が近づかないようにする。
②個人防護具(PPE)を着用する。
③吐物は拡散させないように、ペーパータオルなどで内側に折り込むように静かに拭い取る。
④ペーパータオルなどはすぐにビニール袋に入れて、処分する。
⑤嘔吐物が付着していた床とその周囲は、0.1%次亜塩素酸ナトリウムを浸み込ませたペーパー タオルなどで覆うか、浸すように拭きあげる。」ことが重要です。
さらに、今回の研修では感染経路として、手指からの感染が一番多いということで、
医療処置前後の手指衛生はもちろんのこと、オムツ交換時の手袋の脱着時前後の手指消毒をかかさず、職員全員の努力で病院内を感染症から守っていきたいと思います。
